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挨拶
1951年WHOの勧告に従ってパリ大学に本部を置くNPOとして国際健康教育連盟が活動を始め、今や世界中に広がっています。 健康についての基礎的教育は学校教育のみならず幼少児から何時でも何処でも誰でも学べるようにする事が良いと考えこのソフトをつくりました。活用されるよう期待します。 普通のおしょうゆに食塩(Nacl)が何%入っているでしょうか?お味噌はどうでしょうか?心や感情はどこにあるのでしょうか?死んでしまうと言う事はどうなることでしょうか?等、わかっているようで案外知らないことが多いのです。
1951年にWHO(世界健康機関)が全世界に向かって次のように勧告しました。
現状を見ると世界の人々はあまりにも自分の健康について関心が薄く知識も少ないので各国々の状況によって健康に関する教育をしなければいけない。
この勧告によってヨーロッパではパリ大学に本部を置く世界健康教育連盟を作りました。その後この組織は世界中に広がりわが国でも1995年にその連盟の学術大会を開催しました。
国語、算数、理科、社会、芸術、保健体育、などの教育はもちろん大切ですが、それらを担う基本的な人体の科学についてより深い認識を持っていることが自分や人や社会を大切にする第一歩であるという意味で、より良い民主主義を実現するのにとっても大切なことと思います。そして、それは若いうちから日常の生活と結びつけた学習によってより効率的に培われるものと思います。
その様な考えから私たちは国立教育政策研究所の堀口先生の開発した教材作成用のツールFCAIを利用させていただいて健康に関する初歩的理解のためのソフトを作成しました。
文部科学省の保健体育の指導要領に準拠しながらその目的を教育実践の中で具体的にするための補助教材として、あわせて電算機操作訓練や総合学習の補助機材として活用できるよう作成しました。
また、学校教育現場のみならず、博物館、科学館、図書館、公民館、家庭の勉強部屋、自治体のイベントや各種の団体のイベントや塾、などにおいても利用できるように作成いたしました。
このソフトは、いわば電気紙芝居というようなもので、IT社会の今日、絵本や、自転車にのった紙芝居と違って、何時でも、何処でも、誰でもパソコンの画面上で見て考えて、Q&A(質問と解答)に入力するなどして理解を深めるように作ったものです。パソコンのキー操作の練習にもなるし、ところどころノートや鉛筆を使って書く練習もしてもらうようにしました。
音声は無く文字や、絵や、動画をもって作成してありますので小学校1年生では理解が難しいと思い、やさしい文字を使って小学校2年生レベルから始めております。
色は目で分かるのではなく結局は頭で分かるのだということから始めて、光や音などの刺激は感覚器である目や耳を通って頭で解かることを教え、神経伝達の初歩的科学に気がついてもらいたいと思いました。また、色の事に付随して交通信号のことに触れ事故防止に関心を持ってもらうようにしました。
日常の重大な関心事であるべき食べ物のことについて課題を設け、その取り込みと排泄について会話形式でフレームを作成しました。
子供さんは血液(血)についても感心があり、ある程度の知識があるとの前提で血液循環や心臓のことについて課題を作りました。
子供のころ歯医者さんに良く連れて行かれたことを思い起こしながら、歯の衛生はとても大事なことを取り上げ、あわせて細菌やウイールスの観察手段にも触れることにしました。
このような第1シリーズ(小学校低学年レベル日本語版)のソフトをこのたび皆様方にお送りすることにいたしましたのですが、なおよりよく改定するとともに、続いて第2シリーズとして日本語英語約付版をお送りする準備をしております。また高学年レベルのソフトも文化庁とソフトプログラミング協会に登録されておりますので、いずれ出来るだけ早く皆様のところにお届けいたすつもりです。
著者 山下泰徳 |